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「船に戻れ」Tシャツも販売開始

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(以下引用)
船長と沿岸警備隊の隊長との通話記録が明らかになったイタリアの豪華客船座礁事故。同国では、船長に「船に戻れ」と怒り口調で指示した隊長が、国の威信を守ったとして英雄視され、Tシャツの販売も始まった。

グレゴリオ・デファルコ隊長(48)は事故直後、フランチェスコ・スケッティーノ船長(52)に「よく聞け、スケッティーノ。自分は助かったと思っているだろうが、このままでは済まないぞ。早く船に戻れ」などと叱責(しっせき)した。

隊長はイタリア語のスラングで、強調語としても使われる「cazzo(男性器の意味)」という言葉を使い、船長に船に戻るように迫った。その「Vada a bordo, cazzo(船に戻れ、ばか野郎)」のフレーズがプリントされたTシャツの販売が18日までに始まった。

伊紙コリエレ・デラ・セラは「ありがとう、隊長」との見出しを用い、「2人の男の2つのストーリー。1人(船長)はわれわれに恥をかかせ、もう1人(隊長)は名誉を回復してくれた。われわれの国にはあなたのような人が必要だ」と隊長をたたえた。

ツイッターやフェイスブックなどにも、隊長を称賛するメッセージが続々と寄せられている。ソフィア・ロサダさんは、ツイッターに「デファルコのような男が国を引っ張るべきだ。でも、今はスケッティーノのような男があふれている」とコメント。

少年のサルバトーレ・ガルジッロ君は「今度、大人になったら誰になりたいかと聞かれたら、デファルコ隊長のようになりたいと答える」とツイッターに書き込んだ。

当のデファルコ隊長自身は記者団に対し、「私はヒーローではない」と語っている。

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